杉並区でデイキャンプはできるのはココ!

キャンプをしてみたいけど、いきなり本格的なキャンプは怖いから近場で
「デイキャンプ」から始めようと考えるケースも少なくありません。

では、閑静な住宅街のイメージが強い東京都杉並区で
デイキャンプができるようなところはあるのでしょうか?

杉並区でデイキャンプができる公園

東京は大都会ですが意外と緑が多く、杉並区だけでも100を超える公園があります。

都会の公園と言うとこじんまりしたものを想像するかもしれませんが、
杉並区にはキャンプに適した広場がある公園もいくつかあるのです。

広場のある公園すべてでデイキャンプができるわけではありませんが、
デイキャンプができる公園をいくつか紹介しましょう。

井草森公園

杉並区でデイキャンプができる公園1つ目は、
井草4丁目にある「井草森公園」です。
(https://www.city.suginami.tokyo.jp/kosodate/yakudatsujoho/sugilabo/news/1094594.html)

約4ヘクタールの広大な敷地の公園で、中央に「原っぱゾーン」、北側から
東側にかけて「森と水のゾーン」、西に「多目的運動場ゾーン」となっています。

公園としてのメインは原っぱゾーンで、遊具や水遊び場があり、
デイキャンプができるのも原っぱゾーンです。

森と水のゾーンは散策や自然観察、多目的運動場ゾーンは
サッカーやラグビーなどでの団体利用で使われるエリアとなっています。

井草森公園の駐車場

デイキャンプと言っても荷物をそれなりに持っていきますから移動は当然車で、
車を停めて駐車場も必要です。

杉並区内では駐車場の無い公園も多く、井草森公園にも専用駐車場はありません。

ただ井草森公園の東側、都道245号線沿いに「コジマ×ビックカメラ」があり、
その地下駐車場が利用できます。

一般的に商業施設の駐車場は利用客専用ですが、
井草森公園の東隣にあるビックカメラの駐車場は利用客優先駐車場です。

あくまでビックカメラの利用客が優先ではあるものの、
利用客でなくても駐車可能となっています。

実際に井草森公園を利用するのに、
ビックカメラの駐車場に車を停めるケースも多いです。

30分200円の有料ではありますが、井草森公園でデイキャンプをするなら
ビックカメラの駐車場を利用させてもらいましょう。

周辺にスーパーとコンビニあり

デイキャンプでは事前に食材を準備しておきますが、
万が一足りないものがあった場合には近くで調達することも考えないといけません。

井草森公園の東側を走る都道311号線(環状8号線)沿いに、
ローソンとセブンイレブン、スーパーのサミットがあります。

井草森公園からは少し離れているものの、公園北側の都道439号線沿いに
ヨークフーズ、東側の都道440号線沿いにはコープもあります。

ちなみにヨークフーズの近くにはワークマンプラスもあるので、
食材だけでなくキャンプ用品で足りないものがあっても安心です。

塚山公園

杉並区でデイキャンプができる公園2つ目は、
下高井戸5丁目にある「塚山公園」です。
(https://www.city.suginami.tokyo.jp/kosodate/yakudatsujoho/sugilabo/news/izen/1047121.html)

縄文時代中期の竪穴式住居跡が見つかった遺跡があることでも有名な公園で、
課外授業などで訪れたことがある杉並区民も多いのではないでしょうか。

先の井草森公園ほど広くはありませんが、
それでも3ヘクタール近い敷地面積があります。

5つの広場で構成されている公園で、
デイキャンプができるのは公園東側にある「こども広場」です。

塚山公園の駐車場

塚山公園には利用者の専用の駐車場は無く、
周辺にコインパーキングもそれほど多くありません。

コインパーキングはあるもののいずれも収容台数が少なく、
平日昼間でも満車となっているところもあります。

デイキャンプにはたくさんの荷物が必要ですが、
塚山公園でのデイキャンプでは車を使うのは難しいです。

予約制の時間貸し駐車場が周辺にいくつかあるので、
事前に予約して駐車場を確保しておくことが求められます。

周辺にコンビニやスーパーが無い

塚山公園の周辺には、食材調達ができるコンビニやスーパーがありません。

鎌倉街道を南に下っていくとコンビニのセブンイレブンがありますが、
塚山公園からだと徒歩で5分以上かかります。

また南側の首都高速4号新宿線高架下を走る都道14号線沿いには
スーパーバリューもあるものの、こちらも公園からは徒歩10分ほどかかります。

デイキャンプへ向かう道中の塚山公園近くで食材を調達する、デイキャンプ中に
食材などが足りなくなった場合も買い足すといったことは難しいです。

柏の宮公園

杉並区でデイキャンプができる公園3つ目は、
浜田山2丁目にある「柏の宮公園」です。
(https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/04/hamadayama/1007307.html)

先に紹介した塚山公園の神田川を挟んだ北側にあり、
塚山公園からは徒歩3分ほどの距離にあります。

5ヘクタール近くの広大な敷地面積を有し、
公園内には茶会などで実際に使用できる茶室も設けられています。

「柏の宮」の名称には江戸城を築城でも知られる室町時代の武将太田道灌、
茶室には江戸時代の茶人小堀遠州が関わったとされているのです。

柏の宮公園もいくつかの広場で構成されており、
デイキャンプができるのは疎林広場となります。

柏の宮公園の駐車場

柏の宮公園も先の塚山公園と同様に専用駐車場がありません。

身体障がい者用の駐車場はありますが、
デイキャンプなど一般の公園利用者が車を停められる駐車場は無いです。

塚山公園と同じで周辺が住宅街のためコインパーキングも多くなく、
あっても収容台数が少なくてすぐに満車となってしまいます。

予約制の時間貸し駐車場がいくつかありますから、柏の宮公園でデイキャンプを
する場合は事前に予約して駐車場を確保しておく必要があります。

公園の近くにコンビニやスーパーは無い

塚山公園と目の鼻の先にある柏の宮公園の周辺にも、
食材などが調達できるコンビニやスーパーがありません。

京王電鉄井の頭線の浜田山駅前まで行けば、
ローソンやデイリーヤマザキ、成城石井があるものの徒歩だと5分以上かかります。

デイキャンプ中に食材などを買い足しに行くのは少し難しいですから、
買い足さなくても良いように十分な量の食材を用意しておきましょう。

杉並区の公園では誰でもデイキャンプできるわけじゃない?

杉並区でデイキャンプができる公園を3つ紹介しましたが、
紹介した3つの公園では誰でもデイキャンプができるというわけではありません。

紹介した3つの公園では、
「青少年の健全育成活動を目的」としたデイキャンプのみが可能となっています。

しかも
 ・学校
 ・児童館
 ・こども会
などの団体での利用しか認められておらず、
家族など個人や団体でも大人のみでのデイキャンプ利用は認められません。

また青少年の健全育成活動を目的としているデイキャンプでも、
紹介した3つの公園では実施できる時期が限られています。

杉並区立の小中学校が夏休みの期間で、
日曜と祝日を除く月曜から土曜の間しかデイキャンプ利用ができないのです。

当然デイキャンプでの公園利用には事前に占有許可申請が必要で、
火気使用に関する実施計画書も提出しなければいけません。

個人でデイキャンプができる杉並区の公園は?

杉並区のデイキャンプができるぐらいの広場を有する公園では、
基本的に火気の使用が禁止されています。

焚火はもちろんカセットコンロを使うことも基本的にはできませんから、
個人でデイキャンプができる公園は杉並区には無いです。

デイキャンプはできませんが、
松ノ木1丁目にある「和田堀公園」ではバーベキューができます。
(https://www.tokyo-park.or.jp/special/bbq/index.html#anc09)

和田堀公園も基本的には火気の使用が禁止となっているものの、
バーベキュー場に限って火気の使用が認められています。

バーベキュー場の利用は完全予約制となっており、
利用日の1か月前からネットもしくは電話での予約が可能です。

飲用水が調達できる水道と洗い場はありますが、
ゴミ捨て場、売店、自販機はありません。

屋根があるエリアは無く、
植生保全のためテントやタープの使用も禁止なので雨の日の利用は難しいです。

直火・焚火はNG、カセットコンロ・ガスボンベの使用も禁止、火炉も無いので、
炭で火を起こすタイプのバーベキューグリルしか使えません。

食材の販売はもちろん機材の貸し出しもありませんから、
バーベキューに必要なものは自分で準備する必要があります。

まとめ

杉並区でデイキャンプができる公園を紹介しましたが、
個人でデイキャンプができる公園はありません。

杉並区に限らず23区内で火気の使用が認められている公園はほとんど無く、
23区内でデイキャンプを行うのは難しいです。

個人でデイキャンプを行うならキャンプ場に行くのがおすすめで、
都内だと町田市や多摩市にキャンプ場があります。

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