杉並区の銭湯で朝湯を楽しもう!

休日朝にランニングなどでかいた汗を流そうと銭湯を探すものの、
どこにも営業している銭湯が無いといったことも少なくありません。

そこで東京都杉並区で「朝湯」ができる銭湯をいくつか紹介しましょう。

杉並区で朝湯ができる銭湯は少ない

杉並区には、昔ながらの銭湯やスーパー銭湯、サウナなど
いわゆる「お風呂屋さん」が軽く20軒以上あります。

しかし一般的なお風呂タイムは夕方から夜ですから、営業開始が午後という
ケースがほとんどで朝湯ができるお風呂屋さんはそれほど多くありません。

東京全体で見ると結構ありますが、
杉並区に限定すると今回調べた限りでは片手で数えられるほどとなっています。

ゆ家和ごころ吉の湯

杉並区で朝湯ができる銭湯1軒目は成田東1丁目にある
「ゆ家和ごころ吉の湯」です。
(https://yoshinoyu.sakura.ne.jp/index.html)

五日市街道と和田堀公園の中間で住宅街の中、
という少し分かりにくい場所にある銭湯です。

しかしホームページには最寄りのバス停からの道順が動画で紹介されているので、
初めてでも迷う心配はありません。

住宅街の中にあるだけあって、
いわゆるスーパー銭湯ではなく昔ながらの銭湯となっています。

昔ながらの銭湯ではあるもののサウナも完備しており、
サウナを題材としたドラマの舞台になったこともあります。

サウナは適温・適湿度で、水風呂はキンキンに冷えており、
外気浴可能で「ととのう」ための環境が揃っているのです。

ドラマの影響もあって遠方から訪れるお客さんも居て、
サウナ好きのちょっとした聖地ともなっているほどです。

大浴場だけでなく一人でゆったり浸かれるつぼ湯も用意されており、
毎週水曜日と土曜日はつぼ湯のお湯が麻布黒美水温泉のお湯になります。

朝湯ができるのは土日のみ

吉の湯は平日の営業時間が13時30分から22時で、
土日のみ8時から11時も営業しています。

定休日は月曜で、月曜が祝日であっても営業しません。

残念ながら平日に朝湯を楽しむことはできませんが、
土日は目覚まし代わりや体を動かした後に汗を流す目的で朝湯が利用できます。

料金

吉の湯は杉並浴場組合に加盟している銭湯ですから、料金は
 ・大人 520円
 ・小学生 200円
 ・幼児 100円
という規定料金となっています。

ただしサウナ利用は別料金で、サウナのみの利用は2時間550円、
入浴とセットだと2時間1,000円です。

ホームページに詳しい記載はありませんが、
タオル・シャンプー・ボディソープなどは完備されており、手ぶらで利用できます。
(タオルは別途料金が発生する可能性あり)

小杉湯

杉並区で朝湯ができる銭湯2軒目は高円寺北にある「小杉湯」です。
(https://kosugiyu.co.jp/)

ホームページのトップページを見ると分かりますが、
細い路地にある昔ながらの銭湯です。

小杉湯の周辺一帯は昭和の香りが漂っており、
路地に足を踏み入れるとタイムスリップしたかのような感覚になります。

設備も昭和感が漂っていて、
ジェットバスやバイブラ、ミルク風呂はあるもののサウナはありません。

しかしイラストレーターや近隣の店舗とコラボしたイベントを開催するなど、
メディアに取り上げられることも少なくない人気の銭湯となっています。

待合室は月替わりで作品が展示されるちょっとしたギャラリーになっており、
お風呂上がりに作品を愛でながらクールダウンできます。

朝湯ができるのは土日祝日

小杉湯の営業時間は平日が15時30分から25時30分、
土日祝日が8時から25時30分、定休日は木曜です。

平日は午後からの営業ですが、土日祝日は朝湯が楽しめます。

休日の朝に散歩がてら朝湯を楽しむも良し、
ランニングなどでかいた汗を流すのも良しです。

料金

小杉湯も杉並浴場組合に加盟していますから、
 ・大人 520円
 ・小学生 200円
 ・幼児 100円
の規定料金です。

サウナは無いので、施設利用で追加料金が発生することはありません。

ただしタオルの貸し出しとドライヤーの利用には別料金が必要で
 ・フェイスタオル 50円
 ・バスタオル 150円
 ・ドライヤー 3分20円
となっています。

シャンプー、ボディソープ、コンディショナー、洗顔料、クレンジング、化粧水、
乳液などは完備されているので、手ぶらでの利用も可能です。

また隣の建物には小杉湯が運営するコインランドリーもあり、銭湯に入る前に
コインランドリーに洗濯物を放り込んで風呂上がりに持って帰ることもできます。
(コインランドリーの利用も別料金)

なみのゆ

杉並区で朝湯ができる銭湯3軒目は高円寺北にある「なみのゆ」です。
(http://naminoyu.com/)

馬橋通りから路地を入ったところにあり、
先の小杉湯から徒歩で4分ほどしか離れていません。

杉並区の銭湯を対象にしたスタンプラリーが行われている時は、
1日でなみのゆと小杉湯をはしごするケースもあるぐらいです。

ジェットバスなどはありますがサウナは無い一般的な町の銭湯ですが、
なみのゆには「ウォーキングプール」があります。

東京都内の銭湯で初めてウォーキングプールを設置したのがなみのゆです。

水深は1mで水温は34℃、縦4.5横2.4mとそれほど大きくないものの、
ちょっとした運動不足の解消にはちょうど良い大きさです。

男湯・女湯それぞれからプールに入れるようになっていて、
偶数日は男性、奇数日は女性と利用日が男女で分かれています。

ロビーには物販コーナーがあり、コーヒー牛乳など定番の飲み物はもちろん
駄菓子やお米、Tシャツなどを販売しています。

朝湯は日曜だけ

なみのゆの営業時間は平日は15時から24時、
日曜のみ通常営業とは別に8時から12時も営業、定休日は水曜と土曜です。

先の2軒は土曜も朝湯が楽しめましたが、
なみのゆは土曜が定休日なので朝湯が楽しめるのは日曜だけとなっています。

土曜は小杉湯で朝湯、日曜はなみのゆの朝湯に入って気分を変えるというのも
良いかもしれません。

料金

なみのゆも杉並浴場組合に加盟しているので
 ・大人 520円
 ・小学生 200円
 ・幼児 100円
の規定料金です。

ウォーキングプールの利用には、
 ・大人 400円
 ・中高生 200円
 ・小学生、幼児 100円
の別料金が必要です。

入浴料とウォーキングプールの利用料では年齢区分が違うので注意してください。

フェイスタオルとバスタオルはレンタルがあり、単品だと20円から、タオル2種類と
シャンプー・リンス・ボディソープのセットは入浴料込みで600円で利用できます。

なごみの湯

杉並区で朝湯ができる銭湯4軒目は上荻1丁目にある「なごみの湯」です。(https://www.nagomino-yu.com/)

いわゆるスーパー銭湯で、一般的な大浴場に加えて
 ・露天風呂
 ・超高濃度炭酸泉
 ・ジェットバス
 ・サウナ
などがあります。

サウナではロウリュウイベントが毎日開催されています。

TV付のリクライニングシートが並ぶレストルームにお食事処もあって、
24時間営業なので簡易宿泊所として利用することも可能です。

休日だけでなく平日も朝湯OK

なごみの湯は基本的に年中無休の24時間営業なので、
土日祝日はもちろん平日も朝湯ができます。

ただし深夜1時から早朝5時までの間は入店することができません。

また岩盤浴やお食事処、リラクゼーション施設などは24時間営業ではなく、
深夜や早朝の時間帯は利用できません。

仕事の関係で土日ではなく平日が休みといった場合でも、
なごみの湯なら朝湯が楽しめます。

料金

なごみの湯はスーパー銭湯で杉並浴場組合に加盟していませんから、
 ・大人 平日2,180円 土日祝日2,480円(女性は2,380円)
 ・子供(4~12歳) 平日1,270円 土日祝日1,470円
 ・幼児(3歳以下) 平日740円 土日祝日940円
の独自料金となっています。(フェイスタオル、バスタオル、館内着の料金込)

朝湯のみの利用で7時から8時に入店した場合は、料金が平日1,370円、
土日祝日1,570円です。

深夜1時以降の利用には、日曜から木曜1,680円、金曜と土曜1,780円の
追加料金が必要です。

岩盤浴やお食事処などの施設の利用にも別途料金が発生します。

会員になるとお得に利用できるなど細かく料金が設定されているので、
詳しくはホームページで確認してください。

まとめ

杉並区で朝湯ができる銭湯を紹介しましたが、
今回調べた限りでは紹介した4軒のみでした。

「サウナリウム高円寺」も一応早朝営業していますが、
こちらはサウナ施設で水風呂はあるものの一般的な浴場が無いので省きました。

数は限られていますが杉並区にも朝湯ができる銭湯がありますから、たまには
朝からゆっくり大きなお風呂に浸かるという贅沢な時間を過ごしてみてください。

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