善福寺川緑地・和田堀公園【成田東~松ノ木】のアクセス・イベント・テント・駐車場・駐輪場・禁止事項は?

東京都杉並区で桜の名所と言えば
「善福寺川緑地・和田堀公園【成田東~松ノ木】」です。

今回は善福寺川緑地・和田堀公園について、
アクセス方法やイベント情報、禁止事項などを詳しく見ていきましょう。

善福寺川緑地・和田堀公園はどこにある?

善福寺川緑地・和田堀公園は住所で言うと
「成田東から大宮、松ノ木辺りまで」となります。
(https://www.tokyo-park.or.jp/park/zempukujigawa-ryokuchi/index.html#park)

和田堀公園は「松ノ木1丁目」ですが、善福寺川緑地は成田東の
「神通橋」辺りから大宮1丁目の「郷土博物館」辺りまで一帯を指します。

善福寺川緑地は全長4.2kmにも及び、神通橋から南端の和田堀公園までの間にも
いくつか公園や広場が作られているのです。

和田堀公園から善福寺川に沿って北上すると
「原っぱ広場」「ヒコーキ広場」「子どもの広場」があります。

さらに北上した成田西1丁目には「杉並児童交通公園」「善福寺川緑地野球場」が
あって、成田西3丁目には「杉二小前広場」があります。

同じ成田西3丁目には「ロケット公園」もありますし、成田西1丁目には
「センター広場」、成田西4丁目には「なかよし広場」もあるのです。

周辺には住宅街が広がっていて学校や幼稚園などもありますから、
善福寺川緑地は周辺住民憩いの場であると同時に子どもの遊びともなっています。

和田堀公園には松ノ木遺跡がある

和田堀公園には「松ノ木遺跡」があります。(https://www.city.suginami.tokyo.jp/histmus/1009080.html)

約2万年前の旧石器時代から縄文時代・弥生時代を経て
約1500年前の古墳時代に至るまでの複合遺跡です。

古墳時代の住居跡とともに、
復元された縄文時代中期の竪穴住居の内部が見学できるようになっています。

塚山公園や郷土博物館と合わせて見学することで、
当時の人の生活が分かる上に今日まで続く歴史のロマンが感じられます。

これほど身近に遺跡が見学できるところは少ないですから、
周辺に住んでいる子どもの教育にもプラスです。

善福寺川緑地では四季折々の花が楽しめる

善福寺川緑地は桜の名所としても知られていますが、
桜だけでなく季節ごとに違った花が楽しめるようになっています。

春は桜に加えてコブシやハナミズキ、夏はサルスベリにムクゲ、キンモクセイなど、
秋はイチョウ・ケヤキ・カエデ、冬はツバキにサザンカです。

春は桜、秋は紅葉の名所となり、四季折々の花が楽しめることで
プロアマ問わず写真家の撮影ポイントとなっているのです。

撮影しなくても花を愛でながら散歩するだけでも、
近頃は日本でも無くなりつつあると言われる四季を感じることができます。

善福寺川緑地・和田堀公園のアクセス方法

善福寺川緑地は全長約4.2kmもあり、神通橋がある成田東を目指すのか
和田堀公園がある松ノ木を目指すのかで最寄り駅もルートも大きく変わります。

全てのルートは紹介できないので、
今回は和田堀公園へのアクセス方法を紹介しましょう。

ただ和田堀公園も松ノ木から堀ノ内、大宮まで広がっていますから、
バーベキュー場やグラウンドがある辺りへのアクセス方法となります。

最寄り駅は京王電鉄井の頭線の西永福駅と永福町駅で、
どちらも徒歩20分程度です。

西永福駅から向かう場合は、「北口」から出て駅を背にして右へ進み、
右手に踏切のある丁字路を左へ曲がります。

道なりに進むと「井の頭通り」にぶつかりますから、
交差点を渡って右に進んでください。

右に進むとすぐに「高千穂大学」の看板とドラッグストア「Tomod’s」があるので、
その間の路地に入ります。

路地に入ったら道なりに方南通りを超えて進み、
丁字路にぶつかったら右に曲がり、「高千穂大学」の方向へ進んでください。

右手に高千穂大学を見ながら道なりに進むと三叉路があるので、
三叉路を車止めがある方に進むと和田堀公園に繋がります。

永福町駅から和田堀公園に向かうルート

永福町駅北口から出たら「永福町駅前交番」のある方へ向かい、
都道413号線を横断して左に曲がります。

左に曲がったら413号線沿いを道なりに進んで2つ目の信号がある
「荒玉水道交差点」を右に曲がって都道428号線に入ってください。

道なりに進むと「方南通り」にぶつかるので、方南通りを横断して、
「大宮八幡宮」向かって右の路地へ進みます。

路地を道なりに進むと左手に緑、右手にグラウンドが広がっており、
さらに進むと左手に「和田堀公園」の看板が見えてきます。

西永福駅からの方が若干近いですが、永福町駅からの方が分かりやすいですし
ルートの大半に歩道があるので安全です。

バスで和田堀公園に向かう

和田堀公園には「都立和田堀公園」というバス停がありますから、
永福町駅や新高円寺駅から出ているバスで向かうことも可能です。

永福町駅から「新高円寺駅行き」もしくは新高円寺駅から「永福町駅行き」のバスに
乗車して「都立和田堀公園」で下車します。

都立和田堀公園バス停で降りるとすぐ目の前が和田堀公園です。

永福町駅からでも新高円寺駅からでも10分足らずで着きますから、
小さいお子さんを連れて20分ほど歩くのがキツい場合はバスを利用しましょう。

善福寺川緑地・和田堀公園に駐車場はある?

和田堀公園には専用駐車場が2か所あります。

第一駐車場は和田堀公園内にあり、
都道427号線の「都立和田堀公園」バス停の北側の案内板が目印です。

有料で、収容台数は15台となっています。

第二駐車場は堀ノ内にある和田堀公園第二競技場の近くにあり、
こちらも有料で収容台数は45台です。

専用駐車場以外にも和田堀公園周辺には時間貸しのコインパーキングが
ありますが、いずれも収容台数がそれほど多くありません。

第一駐車場はそれほど大きくありませんし、第二駐車場は公園から
少し離れているので、イベントなどの際はバスを利用するのがおすすめです。

駐輪場については、第一駐車場から北へ道なりに進んだところにある
釣り堀とレストランの「武蔵野園」の向かい側にあります。

善福寺川緑地・和田堀公園のイベント情報

善福寺川緑地と和田堀公園ではいくつかイベントが開催されており、
2024年は3月9日に「防災フェスタ」が和田堀公園で行われています。
(https://www.tokyo-park.or.jp/park/wadabori/news/2024/54363.html)

和田堀公園は様々な防災関連施設を備えた防災公園です。

万が一大きな災害が発生した場合に備えて、自衛隊や消防、警察の協力を得て
防災に役立つ知識などが学べるイベントが開催されたのです。

消火器やAEDの使い方が学べたり、和田堀公園にある防災施設の紹介、
備蓄品の配布などが行われました。

消防車や救急車など緊急車両の展示、自衛隊員や救急隊員による救援救護の
実演も行われ、ワークショップなどの出店されました。

和田堀公園のイベント情報を確認すると毎年開催ではないようですが、
今後は定期的に開催される可能性もあるので興味のある人は要チェックです。

古代体験イベント

松ノ木遺跡など善福寺川流域には古代遺跡が多いということで、
「古代体験イベント」が行われています。
(https://www.tokyo-park.or.jp/park/wadabori/news/2023/53654.html)

郷土博物館の学芸員の案内で松ノ木遺跡を見学したり、
和田堀池で火起こし体験ができます。

小学生以下は保護者同伴、中学生以上は1人でも参加可能で、
15組30人が参加できるイベントです。

事前申し込みが必要で、先着順で定員に達し次第申し込みは終了、
火起こし体験の保険代として1人50円が必要です。

定期的に行われているイベントのようで、
2022年は2月、2023年は1月と11月に開催されています。

ただ2024年は1月2月には開催されておらず、
秋の開催についても未定となっています。

親子パークヨガ

堀ノ内にある和田堀公園の第二競技場で「親子パークヨガ」というイベントが
開催されています。

青空の下、和田堀公園の木々に囲まれながら親子でヨガを楽しむイベントです。

親子ヨガのイベントですが、大人一人でも参加可能ととなっています。

参加には事前申し込みが必要で定員は20組40人、
先着順ですから定員に達し次第申し込みは締め切りです。

参加費は1人50円、
ヨガマットは借りられますが飲み物やタオルは持参しないといけません。

また着替える場所がありませんから、動きやすい服装で参加することになります。

2023年は11月に開催されていますが、2022年は開催されておらず、
2024年も5月現在開催は未定です。

自然ふれあいフェスタ

和田堀公園を中心とした善福寺川緑地で開催されるイベントが
「自然ふれあいフェスタ」です。
(https://www.tokyo-park.or.jp/park/zempukujigawa-ryokuchi/news/2022/51282.html)

和田堀公園と善福寺川緑地のヒコーキ広場などで行われるイベントで、
 ・ノルディックウォーキング体験
 ・生きものふれあいスポット巡り
 ・どんぐり工作キット配布
 ・和田堀公園プレイパーク
という4つの催し物が行われました。

「ノルディックウォーキング」は、
スキーのように両手に持ったポールを使って行うウォーキングです。

ガイドとともに杉二小前広場から和田堀公園までを1時間ちょっとかけて
散策を兼ねて歩くイベントとなっています。

「生きものふれあいスポット巡り」は、和田堀池からワンパク広場→済美山自然林、
和田堀池からはらっぱはらっぱ広場を巡るツアーです。

ガイドの説明を聞きながら、
善福寺川緑地や和田堀公園に生息する生きもの観察します。

「どんぐり工作キット配布」は、ヒコーキ広場とケヤキ広場でどんぐりを始めとした
様々な秋の木の実が入った工作キットを配るイベントです。

その場で何か作っても良いですし、
工作キットを持ち帰って家で自由に工作してもOKです。

「和田堀プレーパーク」は、自然ふれあいフェスタと同時に開催されたのとは別に
毎月第二日曜日に開催されています。
(https://www.bouken-asobiba.org/play/asobiba-30.html)

工作をしたり、土遊びをしたり、ペットボトルロケットと飛ばしたり、大きなブランコや
ハンモックで遊んだりなど自然の中での色んな遊びを教えてくれるのです。

またお餅を焼いて食べたり、ケーキを作るワークショップなども行われます。

自然ふれあいフェスタは現状2022年のみで2023年は開催されておらず、
2024年も未定となっています。

ただし和田堀プレーパークについては2024年も毎月第二日曜日に
開催されているので、ぜひ参加してみてください。

善福寺川緑地・和田堀公園の禁止事項

和田堀公園にはバーベキュー場があり、
バーベキュー場以外は火気の使用は禁止となっています。

火気の使用ができませんから、公園内での花火も基本的に禁止です。

また地面や植生への影響から、
園内にテントやタープなどを設置するのも禁止されています。

火気の使用とテントの設置が禁止ですから、
善福寺川緑地・和田堀公園でキャンプはできません。

犬の散歩はOKですが、
小さいお子さんも遊び公園なのでリードは必ず使用してください。

飼い主から遠く離れることができる伸びるリードは使わない方が良いでしょう。

排泄物は持ち帰り、ブラッシングはしない、水道の蛇口から直接水を飲ませない、
水遊び場や花壇の中に入らないといったルールも守らないといけません。

まとめ

善福寺川緑地・和田堀公園【成田東~松ノ木】のアクセス方法やイベント、
禁止事項などを詳しく紹介しました。

全長4.2kmにも及ぶ緑地で、複合遺跡もあり、
都会の真ん中とは思えないほど自然豊かなエリアとなっています。

季節ごとの花が楽しめますから、お子さんの遊び場だけでなく大人の憩いの場
としても利用してみてはいかがでしょうか。

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