三菱UFJ銀行の印鑑がわからない!でも焦らなくて大丈夫

口座からの引き出しや口座の解約、名義変更などの手続きをしようと思ったら、
銀行の届出印がどれかわからないといったことが時折あります。

そこで三菱UFJ銀行の届出印がわからない場合には
どうしたら良いのかについて詳しく見ていきましょう。

三菱UFJ銀行の届出印がわからない場合の対処法

三菱UFJ銀行の届出印がわからない場合の対処法として、
まず「古い通帳で副印を確認する」ことが挙げられます。

古い通帳の表紙裏に届出印の印影が副印として貼り付けられています。

以前は通帳とハンコを使って預金を引き出す際、金融機関側が利用者が持参した
ハンコが届出印であることを通帳の副印で照合していたのです。

途中で届出印を変更していないのであれば、
古い通帳に貼り付けられている副印で三菱UFJ銀行の届出印が確認できます。

ちなみに現在新たに交付される通帳には副印は貼り付けられていません。

万が一通帳を紛失したり盗難に遭った場合に、
通帳に副印を貼り付けているとハンコを偽造して預金を引き出される恐れがあります。

銀行届出印の偽造・悪用を防止するため、
現在は三菱UFJ銀行を含めたほとんどの金融機関で副印が廃止されました。

現在、銀行届出印の印影は電子データで管理されており、
照合も電子データを使って行っています。

届出印の可能性があるハンコを全て持って窓口へ行く

古い通帳が無いなど副印で確認できない場合は、
届出印の可能性があるハンコを全て持って三菱UFJ銀行の窓口へ行きましょう。

窓口で全てのハンコの印影を照合して、どのハンコが届出印であるか確認してくれます。

届出印の確認は口座を作った支店の窓口でないとできないわけではなく、
三菱UFJ銀行の支店なら全国どこでも構いません。

届出印を確認するには、
 ・確認したい口座の通帳もしくはキャッシュカード
 ・届出印である可能性がある全てのハンコ
 ・本人確認書類
が必要です。

届出印が見つからなかったら

窓口に可能性があるハンコを全て持って行っても届出印が見つからない場合は、
三菱UFJ銀行ではまず届出印の利用を停止します。

悪意ある第三者に届出印を拾われたり盗まれたりしていて悪用されるのを防ぐために、
まずは現在登録されている印鑑を使えなくするわけです。

届出印の利用停止は電話か三菱UFJ銀行の「かんたん手続きアプリ」からできます。

電話の場合は、三菱UFJ銀行の喪失受付センターか印鑑がわからなくなった通帳を
作った支店に電話をかけて届出印を紛失したことを伝えればOKです。

喪失受付センターの電話番号など、届出印を紛失した場合の対応については
三菱UFJ銀行のホームページを参考にしてください。
(参照:https://www.bk.mufg.jp/tsukau/tetsuduki/seal/index.html)

届出印の利用を停止しただけでは各種手続きができなくなってしまうので、
利用停止した後は三菱UFJ銀行の窓口で新しい印鑑を登録しましょう。

印鑑の変更も通帳を作った支店だけでなく、
三菱UFJ銀行ならどの支店でも印鑑の変更が可能です。

印鑑の変更

電話で届出印の利用を停止したら、
三菱UFJ銀行の窓口で印鑑の変更手続きを行って新しい印鑑を登録します。

印鑑の変更に必要なものは以下の通りです。
 ・通帳(ECO通帳の場合はキャッシュカード)
 ・新しく登録するハンコ
 ・本人確認書類

届出印として新しく登録するハンコはどんなものでも構いませんが、
シャチハタなどスタンプ式のハンコは届出印としては使えません。

本人確認書類は運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど
顔写真付のものがおすすめです。

健康保険証や年金手帳など顔写真が付いていないものも使えますが、
顔写真付の本人確認書類に比べると手続きに時間がかかってしまいます。

ただでさえ印鑑の変更には10日から2週間ほどの時間がかかりますから、
少しでも早く手続きを済ませるなら顔写真付の本人確認書類を使いましょう。

印鑑の変更は基本的に口座名義人本人にしかできないようになっており、
家族であっても代行してもらうことは難しいです。

三菱UFJ銀行の窓口は予約優先となっているので、印鑑の変更手続きの際は
三菱UFJ銀行のホームページから事前に予約しておきましょう。

予約なしでも手続きできないことはありませんが、
順番が後回しとなって場合によっては当日の手続きができない恐れがあります。

手続き完了後10日から2週間で「手続き完了通知状」が自宅に届き、
通知状を受け取ることで新しいハンコを使った各種手続きが可能となります。

かんたん手続きアプリで届出印の利用停止

三菱UFJ銀行のかんたん手続きアプリを使って届出印の利用を停止するには、
まずスマホに三菱UFJ銀行のかんたん手続きアプリをインストールします。

iPhoneならAppStore、AndroidスマホならGooglePlayから
ダウンロード・インストールできます。

先のURLからアクセスできるページに掲載されているQRコードからでも
ダウンロード可能です。

かんたん手続きアプリをインストールしたら起動させて、メニュー画面内の「印鑑」の
項目にある「なくした(印鑑レス口座へ切替する)」を選択します。

店番と口座番号を入力して「利用停止選択」の画面で「印鑑」を選択すればOK、
紛失した届出印の利用が即時停止されます。

ハンコだけでなく通帳やキャッシュカードを紛失した場合も、
同じ手順で利用停止ができます。

かんたん手続きアプリで届出印の利用を停止した場合は、
「印鑑レス口座」への切替を行うことになります。

ちなみにかんたん手続きアプリで届出印の利用停止ができるのは、
個人と個人事業主だけです。

法人はアプリでの手続きができませんし、
個人事業主も口座名義に屋号が入っていると電話か窓口での手続きとなります。

口座の種類も「普通」と「定期」に限られており、
個人や個人事業主でも当座預金口座の届出印の利用停止は電話でないとできません。

印鑑レス口座への切替

かんたん手続きアプリで届出印の利用停止を行うと、
印鑑レス口座へ切り替えることになります。

印鑑レス口座への切替はかんたん手続きアプリで行えます。

届出印の利用停止から続けて切り替え手続きを行う場合は、
届出印の利用停止完了画面で「印鑑レス口座切替手続きにすすむ」を選択してください。

届出印の利用停止とは別日に行う場合は、メニューから「印鑑」
「なくした(印鑑レス口座へ切替する)」へ進み、店番と口座番号を入力します。

店番と口座番号を入力すると届出印が利用停止となっている口座情報が
表示されるので、「次へ」をタップすると印鑑レス口座への切替手続きに進めます。

印鑑レス口座に関する留意事項が画面に表示されるのでしっかりと確認、
同時申し込みが必要な
 ・三菱UFJダイレクト
 ・Eco通帳、Eco通知
 ・ICキャッシュカード
に申し込んで画面の指示に従って手続きを進めてください。
(既に利用している場合は不要)

ICキャッシュカードを新たに申し込む場合は、
電話か身分証明書による本人確認手続きが必要です。

電話の場合は、受信可能な電話番号を画面に入力すると電話がかかってきて
自動音声でワンタイムパスワードが発行されます。

そのワンタイムパスワードを申し込み画面に入力すればOKです。

身分証明書の場合は、運転免許証かマイナンバーカードを
スマホのNFC機能で読み取って顔写真を撮影すればOKです。

印鑑レス口座への切替手続きは原則翌営業日までに完了し、
完了したらメールで通知が来ます。

ICキャッシュカードを申し込んだ場合は、
手続き完了後1~10日で自宅に簡易書留で届きます。

まとめ

キャッシュカードのみで引き出しや預け入れ、残高照会など主な手続きができるため、
銀行の印鑑がわからないといった事態が時折発生します。

普段から通帳と印鑑を使って手続することが無いのであれば、
これを機に三菱UFJ銀行の印鑑レス口座を利用するのも良いかもしれません。

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